精油は水に混ざらない
手作りローション作りました。
***レシピ***
シスタスウォーターグリセリンエタノールシスタスEOタナセタムEO
シスタス学名: Cistus ladanifer
地中海地方から中東にかけて生息するハンニチバナ科ゴジアオイ属葉及び小枝から蒸留される
「ロックローズ」として知られる植物です。
タナセタム学名:Tanacetum annuum
キク科・葉から採れます。
カマズレンが含まれているのでインクのような濃紺色の精油です。
どちらの香りも濃厚で独特な個性派好き嫌いがハッキリと分かれるそんな香りです。
私はシスタスを「仙人の香り」と呼び
タナセタムを「おっさんの頭の香り」と呼んでいます。
香りのイメージ力が激しく乏しいセラピストでございますが・・・。
おっさんの頭の香りと言っても頭皮や加齢の臭いではなく
素敵な紳士がつけそうなポマードのイメージ?
濃厚で、甘く、スモーキーなんとなく酸味もあるようなそんな香りでしょうか??
イメージですよ、私のイメージです。
そんな個性派な2種類の香りを使ってローション作ったんですけれど
これがいいんですよ~
なんだかエキゾチックなばあちゃんの家の香り
今度はばあちゃん登場か?
それも
エキゾチックなおばあちゃん??
ん・・・何て表現したら良いのだろう・・・
サンダルウッドとミルラとばあちゃんの家の
お線香の香りを混ぜたような香り
っかな?
で、書きたかったのは香りのイメージじゃなくて
水と精油を使って手作りローション作る時に
水と精油は、「混ざらないよー!」ってことが、書きたかったの。
ブルー色の「タナセタム」の精油が水に浮いているの写真を見て分かりますか?
精油は油に似た性質を持っているので水に入れても混ざらないのよ。
たとえエタノールやグリセリンを使って先に精油を乳化させたとしても全ては混ざりきらない。
だから使う前によーく振って使わないとね。
それと、肌に刺激になるような精油は
はじめから使わない方が良いということ
どんなに振っても時間が経つとこうして水と精油が分離します。
プラスチックの容器に精油が触れればプラスチック容器だって変形しちゃう場合もあるのです。
特に「リモネン」の成分が入った精油は注意ですよー(レモン・オレンジ・グレープフルーツ・・・)
気を付けましょうね。

シスタスは「しわ」に良しタナセタムは「痒み」に良し
