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肌がしっとりつやつやになるのは、皮膚常在菌の一つである
「表皮ブドウ球菌」(善玉菌)という常在菌が元気に暮らしているからです。
では、皮膚常在菌が元気に暮らせるようにするには
わたしたちは、どのようなことを心がければ良いのか?
それにはまず・・・
①紫外線を避ける
ただしこの菌は化学物質を嫌うので、日焼け止めを使うと元気を失う。
②汗をかく
皮膚常在菌の大事な食べ物は「汗」と「皮脂」。
③洗浄剤を使わない
洗浄剤を使うと、悪性の菌だけでなく、
これらの常在菌まで追い出してしまうことになる。
※皮脂が酸化してできる過酸化脂質は水溶性なので
洗浄剤を使わずに洗い流すだけで良い。
④スキンケアをしない
(それって、ガーーーン!でしょう?)
化粧品に含まれる界面活性剤は、洗浄剤同様、
大事な常在菌を追い出してしまう。
⑤カラダを冷やさない
皮膚常在菌が増殖し元気でいるためには、
当然人間の体温が必要。
平均36.5度、だからカラダを冷やすと元気がなくなる。
⑥こすらない
表皮が傷ついて皮脂の出が悪くなると
常在菌も育ちにくくなる。
※皮膚をこすることで角層が破壊され
バリア機能が低下します。
他に、ストレス、睡眠不足、乾燥などは
皮膚常在菌のバランスを崩し、
悪玉菌が悪さをし始めてしまいます。
メイクやスキンケアは、
全くしない方が良いと言っているのではなく
本来、化粧品はあくまでも
「皮膚常在菌の手助けをするもの」であるべきなのです。
しかし、化粧品をつけるとそれを洗い流す必要が出てきます。
毎日皮膚を洗い過ぎると常在菌が減ってしまう
可能性もありますので洗い過ぎにはくれぐれも注意です。
「常在菌を育てること」をよーく考えてみると、
わたしたちが普段やっていることの 真逆 じゃん?
ってことに、お気づきになりましたか?
世の中何が難しいって、
刷り込みから抜けだすのくらい
難しいことはない。
ですよねっ。
前にAromaRoomのHPで書いていた
「美容コラム」で常在菌のお話しをしました。
(現在は美容コラムはやっていません)
そのときの記事を引用します。
(ちょっと読みづらいですが)
**********************
私たちの皮膚にはたくさんの微生物が棲んでいます。
代表的なのは表皮ブドウ球菌、
アクネ菌などで、その数 なんと1兆個!
肌に棲みつく表皮ブドウ菌は、
皮脂や汗の成分を食べて脂肪酸として排泄し、
皮膚をしっとりさせたり、肌を弱酸性に
保っているのです。
アクネ菌はニキビのもととして嫌われ者ですが、
やはり肌の健康にひと役買っているのです。
悪さをするのは数が増えたときだけ!
したがって肌のためには、
これらの常在菌が元気で暮らせるように
してやることが肝心なのです。
むかし、むかし、某化粧品会社の
肌の測定器VISIAを受けたことがあり、
しわ、しみ、きめ、毛穴など
数値にして計測するものです。
わたしの肌は常在菌の数が
多いから「汚い」と言われました。
そのころ、何も知識がなかったわたしは、
その「汚い」という言葉を鵜呑みにし、
洗顔やスキンケアを過剰にするようになりました。
肌は綺麗になるどころか・・・
トラブルが増えるようになりました。
実は、クレンジングや化粧品に多く含まれる
界面活性剤やパラベンなどの防腐剤を
使い続けると、表皮ブドウ球菌などの
常在菌が激滅するのであります。
化粧品が腐らないのは、パラベンなどの
強力な防腐剤が含まれているからです。
それを顔に塗りたくり
顔じゅうを消毒しているようなものです。
ですから、お肌の健康を守る常在菌が
減ってしまうと、感染症や肌荒れが
起こりやすくなるというわけです。
このように言っても
なかなかピンとこないでしょう?
だって・・・
スキンケアが絶対に必要だと思っている人が
ほとんどですものね。
では、どうすれば?
それは次回に続きます。
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